社員インタビュー
開発課 坂梨さん
入社のきっかけ
私は大学で材料化学を専攻していました。そこで、無機材料の無限の可能性に魅力を感じて、無機材料の開発ができる会社に就職することを目標に、就職活動を行っていました。訪れた合同企業説明会で、無機のコーティング剤のパイオニアである九州ハイテックに初めて出会い、この会社の開発者として働きたいと強く感じ入社しました。
仕事のやりがい
現在は、ガラス向けコーティング剤の開発に携わっており、日々の業務は、新規材料の開発や既存材料の改良にあたり、その性質を試験し改善することに集中しています。自分自身の研究が新しい技術開発へとつながることに大きなやりがいを感じています。自分の作った材料を導入いただいたお客様から、良い効果を実感していただけたときは喜びを感じますし、自信になりますね。営業部門からお客様の声を聞かせてもらうことも多く、仕事に対するモチベーション向上につながっています。
1日のスケジュール
業務は多岐にわたります。実験計画の立案から、材料の配合設計、性能評価まで、すべてを自分で手がけます。特に新規材料の開発は、試行錯誤の連続ですが、それがまた面白いんです。1日の流れは日によって変わりますが、8時半に出社し、朝礼、情報共有などを行い、個人の業務がスタートします。高い品質と機能性を持つ材料を開発するため、ひたすら研究に没頭し、19時頃退社しています。計画的に仕事を行えば定時に帰宅することも可能な環境です。
大変だなと思うこと
営業部門と距離が近いので、お客様の要望やお困りごとに即座に対応できる環境です。ですから、開発期間が短い場合が多く、良い品質の材料を生み出すまでに、スピード感を求められることがあり大変だなと感じます。早く結果を出さないといけないと焦る気持ちもありますが、お客様に満足いただけるように、使命感を持って取り組んでいます。
入社前後にギャップを感じたことは?
技術開発という仕事は、データ分析をたくさん行い結果がでてから、製品化に乗り出すという具合に、お客様に導入いただくまでに時間がかかるだろうし、そのお声をダイレクトに聞くことはできないのかなと思っていました。でもそうではなく、思った以上に早くお客様に試してもらい、現場でどうだったか聞くという方法で、開発・改良を進めていけることに、良いギャップを感じましたね。日ごろから、お客様と信頼関係を築けている当社だからこそ、できることなのかもしれません。
職場の雰囲気
オープンで協力的な雰囲気です。楽しく世間話をしている時間もあれば、開発中は一人ひとりもくもくと真剣に取り組んでいて、メリハリがある職場です。材料の専門家の顧問から知見を得たり、お客様のニーズを満たすために、新たな開発テーマを一から任せてもらえたり、挑戦できる機会がたくさんあり自己成長できますね。
入社を検討されているみなさんへ
技術開発は、常に新しいことへの挑戦が求められる場です。開発中は、うまくいくことのほうが少ないです。あきらめずに最後までやりきる気持ちがある方に向いていると思います。世の中に貢献できる製品を生み出すことに情熱が持てる方は、ぜひ一緒に働きましょう。